wafuの技術

技術習得の努力メモです。

RaspberryPIを使った無線LANコンバータ

部屋の環境を変更してから、インターネットのつながりが悪くなってしまいました。

Wi-Fiルータまで距離ができてしまったので、デスクトップパソコンには、USBのWi-Fiアダプタを使用して接続をして、ごまかしていましたが、このアダプタBuffaloのWLI-UC-G300P、かなり古いです。

そのせいか、よく切れていることがあるので、ついにアクセスポイントを購入。

 

しようと思いましたが、余っているRaspberryPIを使用して作ることにしました。

 

■概要

ポイントは、RaspberryPIを使ってもネットワークを分けることなく使いたいという要望です。

      Wi-FI           LAN

ルータ ーーーーーー RaspberryPI ーーーーー デスクトップ

  192.168.1.1 192.168.1.2  192.168.1.3  192.168.1.4

 

こんな感じかな。

 

■参考サイト

 http://rufas.manyoldmoon.com/blog/1604

 このサイトは親切です。ありがとうございます。

 

■使用機器

 RaspberryPI3

 

■構築

1 ネットワークの設定

 /etc/dhcpcd.conf に以下の記述を追加します。

interface wlan0
static ip_address=192.168.1.2/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1

※今は、/etc/network/interface ファイルではないのですね。

 

2 IP forwardの設定

 /etc/rc.local に以下の記述の追加します。

 echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward

 

3 dhcpリレーエージェントのインストールと設定

 私は、dhcpは使っていないので、不要かもしれません。

 インストール

 sudo apt-get install dhcp-helper 

 設定

 sudo /etc/default/dhcp-helperファイルを編集します。

 DHCPHELPER_OPTS="-b wlan0"

 

4 Proxy ARPブリッジのインストールと設定

 インストール

 sudo apt-get install parprouted

 設定

 2でも出てきたrc.localに追加します。

 /etc/rc.localの2の記述の後に

 ip addr add 192.168.1.3 dev eth0

 parprouted wlan0 eth0

 

5 再起動

 

MACアドレスが同じになるのですね。なるほど

 

見事、動きました。